翠窯の定番の板皿は、このような蓮の花と唐草模様の意匠が特徴ですが、
今日はこの元となる、型を作る工程についてです!
まずはプレーンな型を作ります。
新作のオーバル型は今のところ、2サイズ展開(今後増える可能性もあり)
出来上がった石膏型は、乾燥した状態だと硬くて割れやすく彫りにくいので、しっかり水を吸わせます。
そして鉛筆で下絵を描き、、
さて、いよいよ彫っていきます。
蔓の太さや花弁の重なりなど、立体感を出すためにわずかに深さに差をつけていきます。
分かりにくいけれど、彫り途中、、
そして完成した型がこちら!
「耀州窯」(中国の古い窯で、皇帝に献上する器を作っていたそうです)の図録を初めてみたときに、あまりの美しさに感動し、わたしもこんな綺麗なものを作りたい!と思ったのをよく覚えています。
今でもそのときの感動を元に、型作りに取り組んでいます。まだまだ未熟ですが、イメージを形にする作業はやっぱり楽しいです。
これから更に良いものを作っていけるよう、精進したいと思います。
文香
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